任意整理の「取引履歴の開示請求」にかかる期間とは

債権者と債務者が互いに債務の貸し付け・返済条件について相談をして行われる「任意整理」を行う場合、それがすぐに完了するということはありません。
さまざまな手続きが必要になる都合上、どうしても一定の期間がかかってしまうこととなります。
では任意整理の申し立てをしてから完了するまでに必要な期間はどれくらいなのかというと、これは実際のところ、交渉相手となる業者の対応によってかなり左右されてきます。
というのも、この任意整理を行う際には必ず「取引履歴の開示請求」が必要となるからです。
取引履歴とは任意整理を申し立てた消費者が、金融機関などの業者を利用している期間に発生したあらゆる取引の情報が集められた履歴です。
この履歴を確認することで債務者はどれくらいのお金を借りて、どれくらいの利息を付けた上で返済したのかということが判明するのです。
大手の消費者金融や銀行系業者などの場合には1週間から1カ月程度で用意してくれることもありますが、クレジットカード会社の場合には2カ月から3カ月程度がかかるのが一般的です。
また中小業者になると業者の数が膨大なだけに、どれくらいの期間がかかるということを平均することも困難です。
ですがこの取引履歴開示請求が遅れたからと言って債務が膨れ上がるということはありませんし、取り立てが続けられるということ払いません。
実際の交渉に関してはこの取引履歴の開示請求が完了し、情報が業者から弁護士などに送られてきてからスタートするということになりますから、開示請求の段階で1カ月から3カ月程度を見込んでおくことが必要となるのです。